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今だからこそ!オンラインチームビルディングとは?

  • ノウハウ

目次

  1. 1, チームビルディング(チーム成立の3要素)とは?
  2. 2, オンラインチームビルディングとは?
  3. 3, オンラインチームビルディングとはのメリットとは?
  4. 4, 実施のポイント
  5. 5, 実施例
    1. (1)60分自己紹介
    2. (2)陽口ワーク
    3. (3)書き出しゲーム
    4. (4)自分ルール

新型コロナウイルスの大流行により、テレワークが可能な企業では、テレワークに移行しています。早急にテレワークに移行してしまったために、社内体制や業務の変更に尽力し、社内のコミュニケーションがおざなりになっていませんか?

また、コロナウイルスが緩和したとしても、リモートワークが主流になるなど、今までとは異なる新たなワークスタイルが予想されます。そうなった場合、コミュニケーションの不足が課題として挙げられることから、オンライン上でのコミュニケーションが重宝されます。

1, チームビルディング(チーム成立の3要素)とは?

皆さんは「チームビルディング」という言葉を知っているでしょうか?

チームビルディングとは、「共通の目標や目的のために、一人一人が自分の役割を認識し、全員の思いを一つにして進んで行ける組織作り」のことです。コーチングやファシリテーションと並び、部署やプロジェクトのリーダーに必要なマネジメント能力として、上げられます。

一般的に、組織成立の3要素として「共通の目的」「協働の自発性」「コミュニケーション」が上げられます。この3つが揃って、初めて組織(チーム)と言えるのです。

2, オンラインチームビルディングとは?

オンラインチームビルディングとは、その名の通り、チームビルディングをオンライン上で行うことです。オンライン上で行う事によって、対面で行うよりも意思疎通は難しくなってしまうかもしれませんが、ファシリテーターが円滑に進めていきましょう。ファシリテーターは普段リーダーの立場にいる方が担っても良いですが、毎週ファシリテーターを変更しても新たな発見につながるかもしれません。

3, オンラインチームビルディングとはのメリットとは?

・モチベーションが上がる

リモートワークでは、自己制御ができない人ですと、どうしてもモチベーションは低下してしまいます。オンラインチームビルディングを毎週習慣的に行う事によって、共に仕事を進めているメンバーの顔が思い出され、モチベーションが向上し、作業効率も上昇するでしょう。

・仲が深まる

チームビルディングには、メンバー間の相互理解が必要です。お互いの価値観や、考え方を共有することによって、知らなかった一面を知る機会になるので、信頼関係がより一層深まります。

・新たな学びを得られる

チームビルディングのファシリティ経験を通して、ファシリテーターの難しさや、面白さなどを知ることができます。また、仕事以外のやり方で、優れた考えを持っている上司や同僚の思考回路や、価値観を学ぶことができます。

4, 実施のポイント

・人数

人数は4~6人が理想的です。遂行中のプロジェクトメンバーや、部署を複数のグループに分けて行いましょう。コミュニケーションを通じて、チーム力をあげることが目的ですので、コミュニケーションが取りやすい環境が大切です。

・時間

実施するゲームやアクティビティによりますが、20分〜60分を目安に行いましょう。毎週金曜日の朝礼後に20分ほど時間を設けても良いですし、毎週木曜日の終業後と時間を毎週定めて、習慣化できるようにしましょう。

・注意点

新しいプロジェクトが始まった時に行うと効果的です。また、最初だけ行うのではなく、定期的に行うことで、チームビルディングの効果はさらに高まります。あくまでも、楽しく行うことが前提なので、否定的な言葉やマイナスの言葉は禁止としましょう。また、チームビルディングを行う意味づけをその都度、共有しながら進めましょう。

5, 実施例

(1)60分自己紹介

自己紹介を一人60分行います。60分という長い時間をかけて、学生時代の思い出や、これまでの人生で楽しかったこと、苦しかったこと、人生の分岐点となった出来事や、憧れの人など自分の紹介をパワポなどを用いて行います。自己紹介後は、質問タイムとして、10分間、時間を設けます。時間をじっくりかけて、いつも一緒に働いている仲間の事を改めて知れる機会になります。

実施手順

〜事前準備〜
  1. プレゼンターはプレゼンのために、自分を振り返る
  2. パワポを作成する
〜当日〜(約80分)
  1. 60分自己紹介をする(60分)
  2. 聞き手がプレゼンターに質問する(10分)
  3. 一人ずつプレゼンターに対して感想を述べる(5分)
  4. プレゼンターから一言述べる(2分)
  5. 次のプレゼンターを決めて終了(3分)

得られる成果

  • 自己内省にもつながる
  • メンバーを深く知れる
  • 自己を開放できる

ファシリテーションのポイント

  • プレゼンターがリラックスして発表できるように、プレゼン中は遮らない
  • プレゼンターがプレゼンを考えやすいように、事前に例を提示しておく

(2)陽口ワーク

まず、「陽口」とは「陰口」の反対語です。陰口とは、相手の居ない所で、相手を誹謗・中傷する事です。反対に、陽口とは相手の居ない所で、相手を称賛・承認することです。やり方は非常にシンプルで簡単です。まず、陽口を言う相手を決めます。陽口を言われる人は、カメラをオフにし、自分の音声はミュートにします。こうすることで、その人がいない状態を作り出すことが出来ます。他のメンバーで、その人の良い所や、尊敬している所、その人が常日頃頑張っていることなどを言い合います。「ここだから言うけど・・」とか「ここだけの話・・」と話し出すと良いでしょう。一人が終わったら、次のメンバーの陽口を言い合います。全員が終わったら、陽口を言われてどうだったかなどをシェアして終わりです。

実施手順(約20分)

  1. 陽口を言う人を決める
  2. 陽口を言われる人はカメラをオフにし、音声をミュートにする
  3. 他のメンバーでその人の陽口を言う(5分間)
  4. 陽口を言われる人を交代して繰り返す
  5. 陽口を言われての感想を一人づつ述べて終了

得られる成果

  • 自己肯定感が高まる
  • 他のメンバーの頑張っている一面などを知れる 
  • 気分が良い

ファシリテーションのポイント

  • 陽口が途切れることの無いように、言いやすい話題を提示する
  • ファシリが積極的にその人の陽口を言うことで、良い空気感を作り出す

(3)書き出しゲーム

ある一つの単語がお題として出されます。お題に対して、関連する言葉や単語を連想し、ひたすら紙に書き出します。制限時間内に、一番連想ワードを書き出せた人が勝ちになります。例えば、「東京」というお題でしたら、「スカイツリー」「首都」「江戸川区」「新宿」「東京都知事」「東京ドーム」「人が多い」「首都直下地震」「東京オリンピック」などが関連ワードとして挙げられます。書き出し終わったら、一人ずつどのどのようなワードを書き出したかをシェアしましょう。その人の日常生活や、普段の思考回路から違ったワードが連想されているので面白いでしょう。

またこのゲームは、制限時間を設けているため、そのワードに関して自分が一番大きく持っている印象が咄嗟に一番最初に書かれる傾向があります。これによって、自分が持っている潜在意識を引き出すことができるので、自分を改めて知ることが出来るのです。

実施手順(約20分)

  1. テーマの設定
  2. 制限時間内にできるだけ多く書きだす(30秒〜60秒)
  3. 一人ずつ書き出した数と内容を共有する(5分)
  4. テーマを変えて繰り返す(10分)
  5. 感想共有(5分)

得られる成果

  • その人独自の思考や価値観が分かる
  • 勝敗がつくので熱くなれる
  • 自分について新たな発見になる

ファシリテーションのポイント

  • テーマ設定は、自由な発想や思考を楽しめるように、より抽象的なものを選ぶ 例:「人生」「会社」「楽しい」「幸せ」「過去」
  • 書き出した内容を共有する際に、その人が書いた内容から「○○さんは●●に興味を持っているんだね」と潜在的な意識を見つけ出してあげるとより効果的になる

(4)自分ルール

自分が日常生活や、仕事など、毎日のルーティーンで大切にしているルールを発表します。どんなに小さい事でも構いません。自分のルールをメンバーにシェアします。

(例)

  • シャワーを浴びるときは左腕から
  • 朝食は絶対に納豆を食べる
  • 映画館のポップコーンは塩味だが、遊園地はキャラメル味
  • パソコンの enter は小指で押す 
  • うがいは声に出してする
  • 仕事で使うペンは同じもの
  • 火曜日と金曜日は同じスーツ
  • 資料は3回チェック
  • 面白いことは付箋に書いてデスクに書き溜める

実施手順(約15分)

  1. 一人ずつ自分ルールをいくつか発表(10分)
  2. 感想共有(5分)

得られる成果

  • 自分の習慣を振り返る機会になる
  • 良いルールを参考に出来る
  • 私生活のルールも取り入れることで、カジュアルな雰囲気が作れる

ファシリテーションのポイント

  • 認識の一致を図るために、自分ルールの例をいくつか先に提示する
  • それぞれのルールの否定はしない

最後に

はじめにも述べましたが、コロナ後の社会は全て、今まで通りのワークスタイルではないでしょう。コロナによる不景気の対応に追われ、リソースが不足してしまうことも予想されます。そんな時は、制作作業代行サービスを利用してみてはいかがでしょうか。webのプロがデータ入力などの単純作業や、バナー制作を代行してくれるため、効率よく作業が進みます。

 マインド面は、オンラインチームビルディングで固め、フィジカル面では、制作作業代行サービスを利用し、気持ちよく効率よく仕事をしましょう。